「どう生きるか」を考える
多様性を尊重するキャリア教育
コミュニティ福祉学部
2022/07/19
キャリアの立教
OVERVIEW
学部独自のキャリア教育をご紹介します。
正課インターンシップ合同ゼミの様子
コミュニティ福祉学部のキャリア教育は①正課教育と正課外教育の有機的な接合、②学生の自発性を育み、地域社会に貢献できる人間の育成、③学部の特性に応じたキャリア支援の推進の3つを柱としています。多様な学生が集まり、卒業後の進路もさまざまな本学部では、学部の学びを働くイメージと結び付けて考えられるよう、正課でのインターンシップや多彩なキャリア支援プログラムを用意しています。福祉マインドと主体的な行動力を培うことで、地域社会に貢献できる人材を育成します。
正課インターンシップ[3?4年次/通年]
授業で修得した知識や問題意識を現場での実習を通して深めるフィールド型演習を正課科目として実施しています。実習先は6系統から選択でき、学生の幅広い興味関心に応えます。事前?事後の学びも含め積極的かつ主体的に行動する中で今後の進路選択について考え、生かしていく場となります。
- 政府系:国の機関や特別区を含む自治体など
- NPO系:社会的企業や協同組合など
- 企業系:衛生材料、専門商社など
- スポーツ系:スポーツ関連協会、フィットネスクラブなど
- 福祉系:福祉施設、社会福祉協議会など
- 海外系:フロリダ(米)のウォルト?ディズニー?ワールド?リゾートなど
- 春学期
実習先を取り巻く社会情勢に関する知識?自らが実習を行う際の問題意識を深める
▼ - 夏季休暇中
実習先でのインターンシップ(10日以上)
▼ - 秋学期
就労体験を振り返りながら分析?言語化し、報告会や報告書などで学びや気付きを共有する
多彩なキャリア支援プログラム
コミュニティ福祉学部インターンシップ?キャリア支援室が中心となり、学生の多様な進路にあわせてさまざまなプログラムを展開しています。
福祉のしごと交流会
- 福祉のしごと研究会[全学部?全学年対象]
行政、精神、医療、障害、児童、高齢、地域の7領域で働く方の話を聞き仕事への理解を深めます。福祉職の多様性を知る機会となっています。
- 福祉のしごと交流会[1?3年次生対象]
福祉の現場で働く卒業生から、学部での学びが現在の仕事にどう生かされているか、福祉職のやりがいなどを聞きます。
- 公務員試験対策講座[全学部?3?4年次生対象]
省庁での勤務経験のある教員や地方自治を専門とする教員による面接対策などを行います。
学生サークル「キャリアテラス」
「25歳の自分」をイメージしながらキャリアを考え、イベントなどを企画?開催するキャリア形成支援の学生サークルで、2020年度は学外のアイデアコンテストに参加し、優勝しました。オンラインランチ会など、学生同士の交流の場にもなっています。
※立教大学は2023年4月に現在のコミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科を改組し、スポーツウエルネス学部(仮称)の設置を構想中です。
それに伴いコミュニティ福祉学部の改編を構想していますが、改編前に入学した学生は卒業するまでカリキュラムの変更はありません。
※2022年度までにスポーツウエルネス学科に入学した学生は、スポーツウエルネス学部の学部共通科目?専門科目の履修が可能になります。
※本記事は季刊「立教」260号(2022年4月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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